『ボクシング珍談・奇談』

どこから読んでも、おもしろい! 何度読み直しても、おもしろい!


笑って頁をめくればボクシングの歴史がわかる!

抱腹絶倒!世にも不思議なユニークなエピソード、ゴシップ集大成!

写真、図表満載!

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目次

第1章 ベアナックル時代の拳闘は珍談ばかり(〜1892年前夜)

1.なぜ四角の試合場を「リング」と呼ぶのか?

2.初の拳闘ルールを作った男

3.八百長専門の悪漢チャンピオン

4.臆病者か科学的テクニシャンか

5.囚人から国会議員に出世したチャンピオン

6.白人対黒人の決闘はどちらに軍配が?

7.マラソン・ファイトを得意としたチャンピオン

8.宣教師になったサウスポー・チャンピオン

9.英国タイトル戦から世界タイトル戦へ

10.現行ルールの基礎となるクィーンズベリー卿ルール

11.遂に剛勇サリバン登場

12.いつ拳闘が階級制になったのか?

13.ミドル級以下にも強い選手がいた

第2章 銀行員やボイラー製造屋が世界チャンピオンだった(1892〜1910)

1.397個もダイアモンドがついたチャンピオンベルト

2.王者サリバンはなぜ黒人との対戦を拒否したか?

3.暗算が得意な銀行の書記がのし上がってきた

4.「チャンピオン・カーニバル」で新ヘビー級王者誕生

5.チャンピオンはみぞおちパンチに弱かった?

6.バックハンド・ブローでKO勝ちしたが、あとで王座取り消し

7.史上初の三冠王は40歳

8.保安官ワイアット・アープは悪徳レフェリー

9.ボクシング・クラブが訴えられた話

10.19歳の2冠王、マクガバーンは短命王者

11.失格負けを宣したレフェリーを袋叩きにした話

12.対戦者とそのマネジャーをKOした話

13.身長170センチのヘビー級チャンピオン

14.名チャンピオンは反側屋が苦手だった

15.しまった、1ラウンド早くKOしてしまった

16.史上初の黒人ヘビー級王者ができてしまった

17.ミシガンの暗殺者が歯を折られた

18.英国のクラブが現行の階級制を作った

第3章 やっと黒人からタイトルを取り返した(1911年〜1920年)

1.女にちょっかいを出したチャンピオンが射殺された

2.ああ、カムバックなどしなければよかった

3.山猫はダブル・ノックダウンで命拾いの王座防衛

4.誰も小男クーロンを持ち上げられない

5.世界ヘビー級チャンピオンは逃亡中

6.あるカウボーイの死

7.タイソンの前に耳を噛みちぎったボクサーがいた

8.ああ、やっと白人ヘビー級チャンピオンの時代が来た

9.よくやるよ、1日に3試合も

10.レフェリーが相手方ではとても勝てない

11.戦うことを忘れたヘビー級チャンピオン

12.同じ相手と20回もよく試合するものだ

13.ノンタイトル戦で世界タイトルを獲る方法教えます

14.小さな「鉄腕アトム」がチャンピオンになった

15.オーイ、1回KOじゃない、リングにもどれ!

16.病気の親友に鉄拳を見舞う男の友情

第4章 屠殺人と海兵が戦った騒乱の20年代 (1921年〜1930年)

1.デラホーヤよりハンサムな「蘭の男」アメリカ上陸

2.役者が揃い史上初の100万ドル興行ができ上がった

3.皇太子殿下、わかりました、体重差があっても試合します

4.勝ちたくなかったからわざと反則負けしたって本当?

5.花の都パリでライオンを連れ歩く野生児が世界王者に

6.世界タイトルマッチを興行したおかげで街は破産

7.野牛はやはり屠殺人に勝てなかった

8.ボクシング記者が世界チャンピオンになった

9.38ポンドも落として世界タイトルを獲った男の話

10.試合では負けたが、ストリートファイトでは俺の勝ち

11.歯の治療が元で現役チャンピオンが突然死

12.人間風車が鼻の治療後に死んだ

13.デンプシーもブランクで体が錆びていた

14.14秒もダウンして王座防衛か

15.金メダルより世界タイトルより勉強が好き?

16.世界ヘビー級タイトルを捨てて富豪の娘と結婚したチャンピオン

17.会場で騒動が起きても戦い続けた男2人に拍手を

18.負けた方が金になるってそんな奇妙な契約ありか

19.身長180センチのバンタム級王者が生まれた

20.ローブローによる失格勝ちでヘビー級王者誕生

21.大恐慌のため破産した名チャンピオンがカムバック

第5章 豪腕野郎がボクシング界をかき回した(1931年〜1940年)

1.キューバのチョコレートはスウィート

2.マザコン坊やは世界チャンピオンになれない

3.やっと英国の風車野郎をやっつけた

4.アメリカは仕返しのため判定を盗んだ

5.アルプスのようなイタリアの大男がチャンピオンになった

6.地元判定と文句をいうならもう一度やろう

7.11回の間に11度もダウンがあった茶番劇で王者交代

8.プレイボーイに勝ったシンデレラ

9.4大世界タイトルマッチをドン・キングより先に興行した男

10.褐色の爆撃機がシンデレラを撃ち落した

11.米独間の代理戦争はアメリカのKO勝ち

12.8階級中の3階級をひとりじめするなんて独占禁止法違反

13.1試合に5点も減点ってありか!

14.体重2トンと詐称した奇人がKOされた

15.4階級制覇を妨げたのはみんなのジェラシー

16.史上最もひどい酒呑みチャンピオン

第6章 チャンピオンたちは戦場に行った(1941〜50年)

1.レフェリー、一体どっちを失格にしてるんだ? 

2.ああ、倒しにいかなければ勝てたのに――  

3.豪腕野郎が反則屋に連敗し王座奪回失敗 

4.シュガー・レイが初めて負けた夜 

5.戦争協力とはいえ無報酬の試合では気乗りがしない 

6.メキシコで勝ったら命がけ 

7.負けたと思いリングを降りかけたほうが勝者だなんて 

8.徹夜で減量したあげくKO負けしたチャンピオン 

9.鋼鉄男と岩石男がトコトン打ち合った3連戦 

10.猛牛が狐に負けて観客は狐につままれた 

11.狂い咲きのベテラン王者に勝った英国のヒーローが自殺した 

12.怒れる猛牛がフランスの伊達男を破った 

13.1試合で14度もダウンがあった世界タイトルマッチ 

第7章 アメリカはいかに八百長を撲滅したか(1951年〜60年)

1.ああ、あんな若造に負けてしまった

2.お前たち、もう反則合戦はいい加減にしろ

3.ロンドンの仇はニューヨークで討ってやる

4.ボクのお爺さんは世界チャンピオンだ

5.お前に負けたんじゃない、飛ばしすぎたんだ

6.待たされたあげく世界初挑戦は何と108戦目

7.テレビが捏造したホープが実力派王者に粉砕された

8.俺が負けたって言うのになぜみんな疑うの?

9.両者、裸足で戦い合った世界タイトルマッチ

10.こんなひどい判定で世界タイトルを盗まれたよ

11.マネジャー、あんたが厳しすぎるから引退するよ

12.きちんと採点すれば俺の勝ちだったんだ、第1戦も

13.アメリカはいかに八百長を撲滅したか?

14.ミカドの国に生まれた世界王者ヨシオ・シライ

15.コシィ・マネジャーに振り回された三迫

第8章 ほら吹き野郎が世界を混乱させた(1961年〜1970年)

1.3連戦で両者計13度ノックダウンの激闘 

2.2人のチャンピオンが世界戦のあと死んだ 

3.悪役がヘビー級王者になってまた50年代に逆もどり? 

4.グローブを引き裂いて休憩をとるなんて方法ありか?

5.たった855人しか見に来なかった世界タイトルマッチ 

6.ほら吹き野郎が世界中を驚かせた 

7.ハリケーン・カーターは本当は勝っていたか? 

8.オイ、もう試合は終わってるぞ 

9.負けたからってマネジャーに八つ当たりするバカがどこにいる? 

10.だからメキシコで世界戦をするとロクなことがない 

11.オイラの名前を知ってるかい、言ってみな 

12.こんな一方的な試合をノーコンテストにして王座防衛? 

13.原田は判定と王座と3階級制覇の名誉を盗まれた 

14.こんな強いメキシカン見たことない

15.川島郭志より前に「アンタッチャブル」がいた 

16.人間機関車が遂に統一チャンピオンになった

第9章 中南米が世界をかき回した(1971年〜1980年)

1.人間機関車が大口たたきを打ちのめした 

2.俺にはハートだけでなく頭もある 

3.バターが今夜はフライパンの上でよく溶けた 

4.タオルを蹴り返して戦い続けようとした前王者 

5.マイ・トレーナーよ、どちらのコーナーにつく? 

6.試合には勝ったが病気をうつされた男の話 

7.4度もダウンさせたのに反則負けで勝利を盗まれた 

8.イタリアの観客はオレンジを投げる 

9.“石のコブシ”はローブローで世界タイトルを獲った 

10.やっと海坊主に雪辱できた 

11.この試合ひとつで歴代の評価はガタ落ち 

12.オイ、ジョージ、早すぎるよ! 

13.映画俳優アラン・ドロンがプロモートした世界タイトルマッチ

14.サヤエンドウがリングに別れを告げた

15.俺のおかげでみんな「ロッキー」を見られたんだぞ

16.1日に5人もやっつけたのに笑われた

17.お前、本当に17歳か、すごい奴だな

18.16勝5敗の18歳の挑戦者が偉大なチャンピオンになるとは

19.アナウンサーのカツラを取っちゃいけない

20.脅迫されてリングに上げられたチャンピオン

21.英国はあぶない

22.スペイン語の「ノー・マス」を広めたのは俺だ

第10章 急に世界チャンピオンの数が増えた(1981年〜1990年)

1.バズーカ砲は初回のダウンから目が覚めなかった

2.銀行から横領した金で興行をしていた不届き者 

3.老兵は死せず、ただ去り行くのみ 

4.「プロなら俺のように反則してみろ」 

5.白人ホープはまた沈む 

6.何を飲んだらそんなに元気になれるんだ? 

7.叔父さんも昔は世界チャンピオンだった 

8.お祭り男がまたみんなをビックリさせた 

9.グローブの詰め物を抜いた悪徳トレーナー 

10.負けをトレーナーのせいにしてピストルを撃つな 

11.ノックアウト・タイムは3分50秒

12.口が災いして世界タイトルを失った 

13.女癖の悪さが折角の素質を台無しにした 

14.ダブル世界戦がダブル・トラブル 

15.ママ、もう試合場に来ないで、俺恥ずかしいよ

16.最終回残り2秒のTKOで大もめ 

17.同じ殴り合うならファイトマネーをもらってやれよ

第11章 空からパラシュート男が落ちてきた(1991年〜2000年)

1.世代間戦争はやはり老兵が負けた

2.地元でやった方が結果が悪いこともあるさ

3.体重オーバーでもタイトル防衛なんておかしいよ

4.なんで俺がお前に負けるの、2度も?

5.コンタクトレンズでタイトルマッチをした愚か者

6.こんなメチャクチャな世界戦があっていいのか

7.試合前日に世界戦キャンセルなんてありか

8.相手がダウンしたあとパンチを打ってもいいの?

9.韓国の世界戦でもゴング後のパンチで騒動が起きた

10.昼はバスケ、夜はボクシングでやはり調子が悪かった

11.IBFでは世界ランキングは金で買えるのか

12.いかに歯が立たなくても相手に噛みついたら駄目だよ

13.リングから転落したが王座転落は免れた

14.背中に宣伝ペイントなんか塗って格好悪い!

15.奇談中の奇談、世界戦途中にパラシュート男落下

第12章 ラストラウンドはショートパンチ

1.テレビカメラにKOされた

2.レフェリーはレナードにTKOされた

3.無制限一本勝負

4.カオサイ・ギャラクシーのミステリー

5.自分で自分をKOしたボクサー

6.カウントの仕方を忘れたレフェリー

7.ガウンを決して洗わないボクサー

8.試合が終わってもまだ殴り合っていた新王者

9.レフェリーをKOして永久追放

10.やはりデュランは石のコブシだ

11.コーナーを間違えたドクター

12.変わったダブル・ノックアウト

13.最短プロ・レコード

14.試合再開後も相手のセカンドと殴り合ってTKO負け

15.1日に同じ相手を2度KO

16.判定を2度変えたレフェリー

17.テレビに出たおかげで逮捕されたボクサー